ビタミンB₂が不足すると、皮膚炎や白内障を起こしやすくなり、成長期では発育に悪影響が及びます。成人の1日あたりの推奨量は男性で1.1~1.6㎎、女性で0.9~1・2㎎、妊娠中期から後期にかけては1.4~1.5㎎、授乳中で1.6㎎です。用量を守り適切に使用すれば、ほとんどの人に安全ですが、時に尿が黄色くなる事があります。過剰に摂取すると、下痢や尿量増加などの副作用を生じる事がありますので、注意が必要です。口渇的な作用を示す薬(抗コリン薬)、うつを改善する薬(三環系抗うつ薬)、フェノバルビタール、プロベネシドを服用している方は、一緒にビタミンB₂のサプリメントなどを使用する際に注意が必要となります。必要に応じては、併用する前に医師または薬剤師にご相談ください。