成人の1日あたりの推奨量は男女ともに100㎎、妊娠中では110㎎、授乳中は150㎎です。過剰な摂取は、悪心や嘔吐、胸やけ、胃けいれん、頭痛などの副作用があり、摂取量が多くなればなるほど起きやすくなります。1日2000㎎以上の摂取になると、腎臓結石や悪性の下痢などが起こる可能性があります。腎臓結石の既往歴がある方が過剰に摂取すると結石再発の可能性が高くなるでしょう。また、妊娠中の多量摂取は新生児に問題が発生する懸念があります。心臓発作を起こした事のある方、心臓手術の血管形成術を受けた方、がんや糖尿病患者、サラセミアおよびヘモクロトーシスという血清鉄異常の患者、腎臓結石またはその既往歴がある方、赤血球内ブドウ糖6リン酸還元酵素欠損と呼ばれる代謝異常の患者、鎌状赤血球貧血患者の方は、過剰に摂取しないよう十分注意してください。