ビタミンDの成人の1日の摂取目安量は男女ともに5μg、妊娠授乳期の方はもう少し多く7.5μgとされています。上限量は50μgです。上限量を超える過剰摂取は、体力減少、過労、眠気、頭痛、食欲不振、口の渇き、金属味、悪心、嘔吐などの副作用が起こる可能性があります。1日に50μg(2000IU)以上摂取すると、血中のカルシウム濃度が過剰に高くなる危険性があります。腎臓病、カルシウム値の高い方、アテローム性動脈硬化症、サルコイドーシス、ヒストプラズマ症、副甲状腺機能亢進症、リンパ腫の方は使用を控えるか事前に医師に相談するようにしてください。クロロチアジド、ヒドロクロロチアジド等の利尿薬、アルミニウム、ジゴキシン、ジルチアゼム、ベラパミル等を服用している方は一緒にビタミンDを使用する際には注意が必要です。